20101208

釧路高専において開催されましたFD講演会に講師派遣を行いました。

日時: 2010年12月8日(水) 15時~17時
会場: 釧路高専 大講義室
講師: 北野健一(大阪府立高専TPGPグループ プロジェクトサブリーダー)

参加者: 教員30人,職員2人

(釧路高専からのご報告)
前半の講演は,由来や講演者自身の経験を交え,TPについての
導入教育として大変わかりやすいものであった。従来行われてきた
エビデンス積み上げによる「評価」活動から「自己省察」型への
転換は,評価疲れしている我々にとって,新鮮かつ心地よい響きを
持って受け入れる事ができた,
後半のWSにおいては,「何が始まるのか?」という期待と不安の中,
言われるままに作業を進めて行った時に,自分の教育観・教育者像が
紙面に具体化されていく様は,驚くべきものであった。ペアとなった
相手との説明作業・コメント作業は,他者との違いを知り,かつ他者を
理解するという点で感動的であった。
短時間の模擬的な作業がこれほどの印象を与えるなら,実際に実施すると
どれほどの効果が得られるのか,期待は大きくなるばかりである。
既に,参加教員からは本格的な実施を望む意見が寄せられている。
北海道におけるTPのフロンティアになりたいと思わせる講演であった。

 

本講演会のアンケート結果はこちら(PDFファイル)